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運命の人
第29章 言葉
「忘れなくていい。。。?」


誠さんを見ると、悲しそうに笑う


「ああ。。。忘れなくていい。。。

でも、過ちは犯さないで?

1番傷つくのは、海人くんだよ。。。?」


心がズキンとした


「はい。。。」


二人で戻ると健人は、相当飲まされたのか二人は盛り上がっていた

健人の隣で仲良く話す詩織さんを見ると、心がモヤモヤする

誠さんが、詩織さんを引き離そうとすると、健人の腕に絡みついていく

酔っているのだろう。。。

健人を見ると、嬉しそうに笑っている


「何か。。。イヤ。。。」


健人の隣に座り、服の裾をギュッと握ると、二人が顔を合わせて笑い出していく


「ほらね?女なんて、単純で独占欲の塊なのよ?」


笑いながら、詩織さんが離れていく


「本当だな。。。?

少しは、妬いた?」


私の顔を覗きこみながら健人が聞いてくる


「二人で、からかったら美海ちゃんがかわいそうだろ?」


ふらつく詩織さんを隣に座らせる誠さんも私を見て笑っている

きっと、私の顔は真っ赤だ。。。

下を向いたままふてくされていると、健人が覗きこんでくる


「みーう?」


「もうっ。。。バカ。。。」


「美海ちゃんってかわいいよねぇ?

からかいがいがあるわ。。。ふふっ。。。」


詩織さんが笑いながら、誠さんと話している


「美海ちゃんがいない間にけんちゃんとたくさんお話しちゃった

美海ちゃんも、ちゃんと、けんちゃんの話聞いたげなよ?」


「けん。。。ちゃん。。。?」


詩織さんを見ると、笑う


「本当は、たっくんって呼んでるのも羨ましいんだって?

自分は、あんまり、けんちゃんって呼ばれないとか、小さいこと気にしてるみたいだよぉ?」


「ちょっとっ?言わない約束だったろ?」


慌てる健人に、詩織さんが笑う


「そうだった?ふふっ。。。

後はー。。。」


話だす詩織さんを遮るように、誠さんが手で口を防いでいく


「詩織?余計なことはしないの。。。?

ちゃんと向き合えるよ。。。ね?」


誠さんが私を見る


「はい。。。色々、すみませんでした。。。」


詩織さんが、グラスを渡してくる


「それなら、みんなで乾杯しよーう?」


「詩織は、飲み過ぎだって?」





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