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運命の人
第30章 夏祭り
健人の実家に行くと、お義母さんが健人を着付けに連れていく

海人とリビングで待っていると、支度できている子供達とお義姉さんが、海人を見てはしゃいでいる

写真撮影会になり、携帯で何枚も撮っていると背後から携帯を取られて、シャッター音がした


「ツーショットだな?」


「っ。。。」


「何だよ?」


背後からやってきて、私とツーショットに映る拓人を見る


「家族なんだから、いいだろ?」


「これ、健人の携帯。。。なの。。。」


画像を削除していくと、拓人が肩を抱いてくる


カシャッ


「これは、いいよな?俺の携帯だし?

みぃの携帯は?」


「解約したの。。。」


「え?」


びっくりした顔しているので、笑いかけると、それ以上は拓人は、何も聞かなかった

実際、誰と連絡をとらなくても困らない

健人の不安要素になるものを取り除いただけだ


「みぃっ?」


海人が私に歩きながら、呼んでいる


「みぃ?」


拓人が海人を見ている


「みぃって呼ばせてるのかよ?」


少し苛立ち気味の拓人が私を見る


「みぅって発音できないだけだよ?

俺がママって呼ばないから、みぅをみぃって呼んでるだけだ

おかしなことはないだろう?」


いつの間にかドアに立つ健人が近づいてくる


「まあ、誰かさん達が二人で一緒にいる時に海人が覚えたんだとしたら。。。

相当、二人きりで会ってるってことだけどな?」


「っ。。。けんちゃん。。。?」


泣きそうになり、健人を見ると傷ついた目が私を見る


「っ。。。冗談だよ?」


「うん。。。」


海人を膝に乗せて話しかけていく


「海人、アイツはおじさんだよ?」


「お?」


拓人が、海人を奪って膝に乗せていく


「おにいさん?言ってごらん?」


「どう見たっておじさんだろ?」


健人が拓人を睨んでいる


「みぃっ」


拓人から逃げるように、私にくっつく海人を膝に乗せていくと、海人はご機嫌なようだ


「さあさあ?

揃って行きましょう?」


お義母さんが、立ち上がるとみんな立ち上がっていく



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