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第31章 家出

耳に息がかかる


「みぃは、耳が弱いよな。。。？」


耳を舐めながら、手が伸びてきてベッドに押し倒されていく

頭がクラクラする

手早く、服が脱がされていき足を開いていく

足を閉じようとすると、足が叩かれる

指が私の中に入ってくると、堪らなくなり声が漏れていく


「みぃ。。。はぁっ。。。

こんなに濡れて？みぃは、変態だな？」


耳元で、息がかかり囁かれると恥ずかしくて堪らない

声に出せない喘ぎ声を我慢していると、拓人の指を締め上げてしまう

私の中を出入りする指が気持ちいい

何もかも忘れたい私は、感じるままに体が動いていく

しばらく、キスして発情していた唇が離れて囁かれる


「舐めて？

俺も舐めたい。。。

一緒に気持ちいいこと、しよう？」


体が熱い。。。

拓人に抱かれたい

気持ちのままに、拓人を欲していく


69になり、お互いを舐めていく



はぁあっぅん。。。負けそう。。。




廊下の音が聞こえた瞬間、、パッと離れた

急いで服をかき集めていこうとすると、腕を引っ張っていかれる



逃げられない。。。



そう感じたが、出来る限りの力で抵抗していく

声が聞かれたら困る二人は、目だけでしかお互いの気持ちが伝えられない

拓人の手の力が緩んだ瞬間に、逃げようとする

ぐいと力ずくで抱きしめられて、耳元で悲痛に囁かれる


「っ。。。逃げるなよ。。。？」


この声に弱い。。。

力が抜けた瞬間に、甘いキスしていくのに応えてしまう

手が集めた服を横にどけて、裸を露にしてくるのがわかる

胸に手が伸びてくるのを、最後の抵抗をして捕まえていく


「っ。。。ダメ。。。」


頭の中は、拓人と愛ちゃんが抱き合う姿が浮かぶ

あの頃、知らなかった二人

拓人とお義姉さんが抱き合う姿

３番だった私。。。

頭がぐちゃぐちゃになる


私の知らなかった健人の過去。。。

元彼女が健人をさわっていた

すごく嫌だった



さわらないで。。。


健人にさわらないで？


でも、あの女と抱き合ったりしてたんだ。。。


あの後も、抱き合ったりしてたかもしれない。。。


「イヤっ。。。」


拓人の肩に噛みついた瞬間、拓人の顔が歪んだのが見えた


「私だけじゃないなら、イヤっ。。。」