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運命の人
第33章 3年後
指が抜かれると、ぐったりと、そのまま倒れるよいに枕に埋まった

機械音が消えて、抱きしめられて背中を擦られていく


「ずいぶん派手にイケたみたいだな。。。?」


お尻の辺りが冷たい水たまりが出来ているのがわかる


「たまってたんだ?」


いじわるにクスクス笑いながら背中を擦ってくる健人に抱きついていく


「条件。。。

1 海人は自分の部屋で寝かせること

もう幼稚園なんだし、1人で寝られるようにした方がいいし、夫婦の時間をちゃんと作れよ。。。?」


「っ。。。でも。。。」


「2 子作りしよう。。。?

一人っ子は、かわいそうだよ。。。

俺も美海にそっくりな、かわいい娘がほしい。。。」


「私は欲しくないよ。。。?

海人だけでいいっ」


「条件、嫌なら働かなくていいよ?」


強気な健人を見上げていく


「っ。。。子供は、出来たらね。。。

だって、3年の間、できなかったよ。。。?」


「美海が欲しがらないからだろ?

3 紹介された会社はダメだ

建設関係は、男ばかりだからな

海人の幼稚園のバスまでには帰ってこれて、週3日くらいの仕事ならしてもいい」


健人を見上げていく


「働いてもいいってこと?」


「条件が守れるならな?」


「守れるっ

じゃあ、仕事探すね?」


不意に強く抱きしめられていく


「前にも言ったけど閉じ込めておきたいわけじゃないんだよ?

でも、この3年の美海はお人形さんみたいにしか笑わなかった

久しぶりに見た笑顔は、初めて好きになった美海のままだ。。。

信じるから。。。?

裏切らないで。。。?」


確かに、久しぶりに笑った気がした


ぎゅっと抱きしめ返していく


「うん。。。」


私のこの人の奥さんなんだから。。。

家族との幸せな生活をしていきたい


「じゃあ、続きしよう?」


唇が耳を舐めながら囁いてくる


「けんちゃん、仕事は?」


「後でする。。。
海人が帰ってくるまで3時間、たっぷり、可愛がってあげるな?」


え?


電マのスイッチが入って、私を攻めてくる

久しぶりの快感を味わった体は、欲しくて堪らない







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