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運命の人
第33章 3年後
夕飯を食べて、海人を健人がお風呂に入れていた

食器を片付けながら、海人に何て言おうか考えていた

幼稚園から帰ってきてから、何となくは伝えた

海人の布団を干したこと

お兄ちゃんになるためには、1人で寝ないといけないこと

浴室から、健人と海人の会話が聞こえる


「ぼく、お兄ちゃんになるっ

妹が欲しいっ」


健人の洗脳が始まるたようだ

苦笑いしながら、食器を片付けていく

海人が浴室から出てきて、パジャマに着替えていく

私の手を借りなくても1人で出来てしまった海人を見ると寂しくもある

歯磨きして、寝ると言う海人と海人の部屋に入って行く

寂しくもあり、成長でもある

寝かしつける絵本を読んでいくと、私の心配も知らないで、すやすや寝てしまった

海人は1度寝てしまうと起きない

頭を撫でて、そっと部屋を出た

浴室から出てきた健人が私を見る


「え?

海人、もう寝た?」


「ふふっ

意外に、心配いらなかったみたい。。。

私もお風呂入ってくるね?」


ふわりと抱きしめられてキスしてくる

舌を絡めて応えていく


「待ってる。。。」


囁かれた言葉の先を期待してしまう


「うん。。。」


体が離れていくと、腕が引き寄せられていく


「やっぱり、我慢できない。。。」


視界が揺らいで、抱きしめられていく


「もうっ。。。お風呂くらい入りたいよ?」


逃げるように離れて浴室に入って行く

久しぶりにイチャイチャすると、恥ずかしいのもあるが健人を怖いと思っていたのを忘れそうになる


あの日見た元彼女


私にそっくりだった


あれ以来、何度も家にやってきては健人が追い払っているようだ

洗脳されたような元彼女は、何度も何度もやってくる

まるで人形のような私を見ているようで怖い

冷たい態度の健人も怖い


私が裏切ったら。。。?


きっと許されない。。。


そういう目をしている


反対に私が健人だけを見ていたら、抱えきれないくらいの愛をくれるだろう。。。

働くのは、少しだけ息抜きがしたいだけ。。。

枠からははみ出さない

大丈夫。。。

少しだけ息抜きしたら、健人の奥さんに戻れる


自分に暗示をかけていく


大丈夫、大丈夫。。。



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