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運命の人
第1章 出逢い
仕事が終わり、買い物して帰る
頭の中は、昼間、書庫で出逢った彼でいっぱいだった
ガツッ
足が捕らわれて、見ると、自動扉の溝にヒールが、挟まったみたいだ
ヤバい、こけるっ
スローモーションみたい見える世界が揺れた
「いった。。。」
こけてしまい、立ち上がろうとすると、きれいな指が見える
「大丈夫?」
クスクス笑いを堪えながら手を差し出す彼が、手を引っ張ってくる
足が痛かったが、恥ずかしすぎて慌ててしまう
「大丈夫っ です。。。」
無理やり、挟まったヒールを取り立ち上がる
っ。。。ズキンと痛みが走る
「すみませんでした」
恥ずかしすぎて、立ち去ろうとする私の手から荷物を取り上げてくる
腕を引いて、ベンチに座らせると、上から見下ろしてくる
「あっ。。。」
「また、逢えましたね?」
昼間の書庫の彼だった
「いい匂いだから、すぐに気付いたよ?」
私の首筋の匂いを嗅いでくる
「っ。。。」
恥ずかしい。。。
隣に座ると、足をさわってくる
「少し、腫れてる。。。痛い?」
「っ。。。大丈夫です」
「敬語。。。なんだ?」
「え?」
「同じくらいだろ?」
「多分、私の方が年上です。。。」
恥ずかしすぎて、早く立ち去りたい。。。
「名前は?」
「木村です」
「名前は?おれは、榊 健人」
「木村 美海です」
「美海ね。。。?
美海は図書館で働いてるの?」
腫れてる足を擦りながら聞いてくる
ふいに、立ち上がると離れていく
「そこに、いろよ?」
振り返り、私を見る
コクリと頷くと、走っていく
足早に戻ってきた健人が、足に湿布していく
「すみません。。。」
「美海は何歳?」
「35歳です。。。すみません。。。」
「何で謝るの?」
クスリと笑いながら、足にテーピングしている
さわられている所が熱い。。。
きっと、顔も赤い。。。
恥ずかしすぎて、逃げ出したくなる
「出来たよ。。。?
まだ、痛い?」
「ありがとうございます。。。」
「年は、32歳だよ。。。
美海と、あんまり変わらないな?」
「嘘っ。。。?もっと若いかと思ってた」
「美海も、もっと若いかと思ったよ?」
頭の中は、昼間、書庫で出逢った彼でいっぱいだった
ガツッ
足が捕らわれて、見ると、自動扉の溝にヒールが、挟まったみたいだ
ヤバい、こけるっ
スローモーションみたい見える世界が揺れた
「いった。。。」
こけてしまい、立ち上がろうとすると、きれいな指が見える
「大丈夫?」
クスクス笑いを堪えながら手を差し出す彼が、手を引っ張ってくる
足が痛かったが、恥ずかしすぎて慌ててしまう
「大丈夫っ です。。。」
無理やり、挟まったヒールを取り立ち上がる
っ。。。ズキンと痛みが走る
「すみませんでした」
恥ずかしすぎて、立ち去ろうとする私の手から荷物を取り上げてくる
腕を引いて、ベンチに座らせると、上から見下ろしてくる
「あっ。。。」
「また、逢えましたね?」
昼間の書庫の彼だった
「いい匂いだから、すぐに気付いたよ?」
私の首筋の匂いを嗅いでくる
「っ。。。」
恥ずかしい。。。
隣に座ると、足をさわってくる
「少し、腫れてる。。。痛い?」
「っ。。。大丈夫です」
「敬語。。。なんだ?」
「え?」
「同じくらいだろ?」
「多分、私の方が年上です。。。」
恥ずかしすぎて、早く立ち去りたい。。。
「名前は?」
「木村です」
「名前は?おれは、榊 健人」
「木村 美海です」
「美海ね。。。?
美海は図書館で働いてるの?」
腫れてる足を擦りながら聞いてくる
ふいに、立ち上がると離れていく
「そこに、いろよ?」
振り返り、私を見る
コクリと頷くと、走っていく
足早に戻ってきた健人が、足に湿布していく
「すみません。。。」
「美海は何歳?」
「35歳です。。。すみません。。。」
「何で謝るの?」
クスリと笑いながら、足にテーピングしている
さわられている所が熱い。。。
きっと、顔も赤い。。。
恥ずかしすぎて、逃げ出したくなる
「出来たよ。。。?
まだ、痛い?」
「ありがとうございます。。。」
「年は、32歳だよ。。。
美海と、あんまり変わらないな?」
「嘘っ。。。?もっと若いかと思ってた」
「美海も、もっと若いかと思ったよ?」