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第9章 囚われる

「ずっと、見てたから。。。

離れたらいなくなりそうで。。。？」


「もうっ。。。ふふっ。。。

でも、お腹すいたでしょう？」


「ああ。。。お腹すいたな。。。？」


「なら、ジャマしないで？」


「わかったよ。。。なら、一緒にやる。。。」


「健人、料理できるの？」


「出来ないよ？」


「何、それ。。。ふふっ」


じゃれあいながら、料理が出来ていく

久しぶりに誰かと食べる食事は、おいしかった

食事が終わると、掃除を始めた私に安心したのか、健人も仕事を始めた

真剣な顔をしている健人を見ながら、安心して掃除して洗濯していく

晩御飯は何にしようか、冷蔵庫を見るが何もない

健人を見ると、一段落ついたみたいだ

コーヒーを置いて、話かけていく


「健人。。。？」


「ん？ありがとう。。。

ちょっと休憩しようと思ってたんだ」


「買い物に行ってきて、いい？」


「買い物？」


「晩御飯、作ろうと思っても冷蔵庫に何もないから。。。？いいかな？」


「今、何時？」


「15時かな？」


「17時までに、メドをつける

一緒に行こう？」


「１人で行けるよ？」


「ダメ。。。」


「何で？」


「また、ヒールが挟まってこけても、助けてあげられないだろ？」


クスクス笑いながら、私をからかう


「大丈夫よっ。。。いじわるっ」


腕を引寄せて、膝に乗せていく


「まだ、離婚してないんだし、旦那がいたら心配だろ。。。？

気づけよ。。。バカ。。。心配だろ？」


キュンとなり、健人にキスしていく


「わかった。。。待ってる

早くしてね？」


唇を重ねていくと、体が欲しがっていく

これ以上は危険。。。と膝から降りていくと健人の顔が赤い。。。


「っ。。。今のは反則だろ？」


膝に戻されて甘いキスしていく


「続きは夜な？」


膝から降りて、ギュッと抱きついていく


「早くしてね？」


「頑張る。。。」


名残惜し気に、キスして離れていく

今が一番幸せなのかもしれない。。。

愛しく思う健人を見ると真剣な顔をしている

設計のことは、私には全くわからないけど、健人の書く設計図は、繊細できれいだと思う

真剣な顔をしている健人は、カッコいい。。。