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運命の人
第10章 別れ
次の日、お母さんが来た
話し合いの日を伝えに来たのだ
健人が席を外して、二人で話す
お父さんは、離婚には反対しているみたいだ
でも、先日の私の体中の傷の写真をお母さんが見せて話をしてくれているようだ
「お母さん、ごめんなさい。。。」
「美海?離婚したら、どうするの?」
「まだ、考えてない。。。」
「あんたって子は。。。。
結婚も、簡単に決めるからこんなことになったんでしょう?」
「っ。。。そうだけど。。。」
「まさかとは思うけど、妊娠してないでしょうね?」
「何で?」
「樹くんが、離婚してくれなかったらどうするの?
どっちの子か、わからなくなるでしょ?」
「樹の子は出来ないよ。。。
ちゃんと、検査してないけど。。。
多分、樹とは子供が出来にくい」
「いつから、知ってたの?
子供が出来ない原因は美海にあるみたいに、ずっと言ってたじゃない?」
「2年前から。。。
だから、樹はそういう人なのよっ。。。」
「もう少し早く話してほしかったわ。。。
私も、お父さんも、美海に原因があるみたいに責めてしまってたじゃない。。。
ごめんなさいね。。。
辛かったわね。。。」
お母さんが涙を流しながら、私の手を握っていく
私が妊娠しないのを、お母さんも、傷ついていたんだろう。。。
「お母さん。。。」
涙が流れていくお母さんを見ると、親不孝だなあと思い知らされる
「ごめんなさい。。。
私、樹とはもう一緒には暮らせないの。。。
ずっと、窮屈だった
ずっと、1人の食事も1人で過ごす週末もイヤだった
記念日も嫌いだった
ずっと、寂しくて堪らなかった。。。
寂しくて堪らなかった時に、健人が手を差しのべてくれた
でも、健人はずっと私を見てたって。。。
健人と一緒にいたいの。。。
結婚してしまって、遅いかもしれないけど。。。
健人と一緒にいたい。。。
樹とは終わりにしたい
もう、一緒にはいられない。。。
お母さん。。。
ごめんなさい。。。」
「わかったわ。。。
あんたは、決めたら言うことなんて聞かないものね。。。
お母さんも、お父さんも、美海の幸せになって欲しいと願っているわ。。。」
話し合いの日を伝えに来たのだ
健人が席を外して、二人で話す
お父さんは、離婚には反対しているみたいだ
でも、先日の私の体中の傷の写真をお母さんが見せて話をしてくれているようだ
「お母さん、ごめんなさい。。。」
「美海?離婚したら、どうするの?」
「まだ、考えてない。。。」
「あんたって子は。。。。
結婚も、簡単に決めるからこんなことになったんでしょう?」
「っ。。。そうだけど。。。」
「まさかとは思うけど、妊娠してないでしょうね?」
「何で?」
「樹くんが、離婚してくれなかったらどうするの?
どっちの子か、わからなくなるでしょ?」
「樹の子は出来ないよ。。。
ちゃんと、検査してないけど。。。
多分、樹とは子供が出来にくい」
「いつから、知ってたの?
子供が出来ない原因は美海にあるみたいに、ずっと言ってたじゃない?」
「2年前から。。。
だから、樹はそういう人なのよっ。。。」
「もう少し早く話してほしかったわ。。。
私も、お父さんも、美海に原因があるみたいに責めてしまってたじゃない。。。
ごめんなさいね。。。
辛かったわね。。。」
お母さんが涙を流しながら、私の手を握っていく
私が妊娠しないのを、お母さんも、傷ついていたんだろう。。。
「お母さん。。。」
涙が流れていくお母さんを見ると、親不孝だなあと思い知らされる
「ごめんなさい。。。
私、樹とはもう一緒には暮らせないの。。。
ずっと、窮屈だった
ずっと、1人の食事も1人で過ごす週末もイヤだった
記念日も嫌いだった
ずっと、寂しくて堪らなかった。。。
寂しくて堪らなかった時に、健人が手を差しのべてくれた
でも、健人はずっと私を見てたって。。。
健人と一緒にいたいの。。。
結婚してしまって、遅いかもしれないけど。。。
健人と一緒にいたい。。。
樹とは終わりにしたい
もう、一緒にはいられない。。。
お母さん。。。
ごめんなさい。。。」
「わかったわ。。。
あんたは、決めたら言うことなんて聞かないものね。。。
お母さんも、お父さんも、美海の幸せになって欲しいと願っているわ。。。」