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運命の人
第12章 新しい家族

朝方の5時に、榊家を出た
朝早くに起きていたお母さんにだけ、挨拶して帰った
隣の部屋が気になったが、顔は会わせたくなかった
結婚式の日取りが決まり、着々と進んでいく
結婚式は、2回目なので家族だけで行うことにした
結婚式当日。。。
ウェディングドレスを着た私がいる
2回目なので、段取りがわかるのも、何だかおかしい。。。
健人の待つ教会の中まで、まだ時間があった
控え室で、お母さんと写真をとったりして、話していると、ドアをノックする音が聞こえた
お母さんがドアを開けると、拓人が入ってくる
「お母さん、お久しぶりです
ご無沙汰してしまい、申し訳ありません。。。」
驚いたお母さんに拓人が8年ぶりの挨拶をした
「たっくん?どうして。。。ここに?」
「っ。。。健人。。。健人は弟なんです。。。」
お母さんが私を見る
「美海?どういうこと?
健人くんは、たっくんの弟なの?
あんた、元彼の弟と結婚するの?」
「はい。。。そうです。。。」
「あんたって子は。。。もうっ」
「ふふっ。。。お母さん、気にしすぎよ?」
笑いながら、お母さんを見ると不安そうに、私を見る
「お母さん、少しだけ二人で話がしたいんですが。。。ダメですか?」
拓人がお母さんに話していく
「10分だけよ。。。もう、あまり時間はないわ。。。
外にいるから?」
私を不安そうに見ながら、お母さんが出ていった
拓人が私に近づいてくる
「っ。。。美海、きれいだよ。。。?」
「ありがとう。。。?」
「今なら、やめられるよ?」
「え。。。?何で?」
「お前、健人と結婚するってわかってるの?」
「何を?」
「俺の義妹になるんだよ?」
「そうだね。。。じゃあ、お兄ちゃんって呼ぼうかな?」
「ずっと。。。忘れられなかった。。。
こんな形で再会するなんて。。。思わなかった。。。
別れてからも、ずっと後悔してた
失ってから気づいた俺は遅すぎて。。。
別々の人生を歩いているんだからと、言い聞かせてたのに。。。?
何で。。。何で、健人なんだよ?
俺との人生が交わることなんて、もうないと思ってたのに。。。?
まだ、忘れられないのを思い知らされるなんて。。。
結婚するなよ。。。?」
朝早くに起きていたお母さんにだけ、挨拶して帰った
隣の部屋が気になったが、顔は会わせたくなかった
結婚式の日取りが決まり、着々と進んでいく
結婚式は、2回目なので家族だけで行うことにした
結婚式当日。。。
ウェディングドレスを着た私がいる
2回目なので、段取りがわかるのも、何だかおかしい。。。
健人の待つ教会の中まで、まだ時間があった
控え室で、お母さんと写真をとったりして、話していると、ドアをノックする音が聞こえた
お母さんがドアを開けると、拓人が入ってくる
「お母さん、お久しぶりです
ご無沙汰してしまい、申し訳ありません。。。」
驚いたお母さんに拓人が8年ぶりの挨拶をした
「たっくん?どうして。。。ここに?」
「っ。。。健人。。。健人は弟なんです。。。」
お母さんが私を見る
「美海?どういうこと?
健人くんは、たっくんの弟なの?
あんた、元彼の弟と結婚するの?」
「はい。。。そうです。。。」
「あんたって子は。。。もうっ」
「ふふっ。。。お母さん、気にしすぎよ?」
笑いながら、お母さんを見ると不安そうに、私を見る
「お母さん、少しだけ二人で話がしたいんですが。。。ダメですか?」
拓人がお母さんに話していく
「10分だけよ。。。もう、あまり時間はないわ。。。
外にいるから?」
私を不安そうに見ながら、お母さんが出ていった
拓人が私に近づいてくる
「っ。。。美海、きれいだよ。。。?」
「ありがとう。。。?」
「今なら、やめられるよ?」
「え。。。?何で?」
「お前、健人と結婚するってわかってるの?」
「何を?」
「俺の義妹になるんだよ?」
「そうだね。。。じゃあ、お兄ちゃんって呼ぼうかな?」
「ずっと。。。忘れられなかった。。。
こんな形で再会するなんて。。。思わなかった。。。
別れてからも、ずっと後悔してた
失ってから気づいた俺は遅すぎて。。。
別々の人生を歩いているんだからと、言い聞かせてたのに。。。?
何で。。。何で、健人なんだよ?
俺との人生が交わることなんて、もうないと思ってたのに。。。?
まだ、忘れられないのを思い知らされるなんて。。。
結婚するなよ。。。?」

