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運命の人
第13章 家族
私が妊娠したことで、健人はすっかり安心した顔になった


結婚式の日の夜、ホテルで抱きしめられた時を思い出す


「美海。。。今日ずっと、兄貴と同じ匂いがする。。。


どうして。。。?」


体が凍りついた


「結婚式の前に、何かあった?」


「っ。。。ないよ?」


「じゃあ、体に聞こうかな。。。?」


痛いぐらいに押さえられていく

怖い顔の健人が近づいて、噛みついてくる


「痛っ。。。健人、痛いのはダメ。。。」


胸に噛みついてくる健人を見る


「体に聞いてるんだけど?」


「ダメ。。。痛いのだけは。。。許して?」


「何で?悪い美海をお仕置きしてるんだから。。。?

イヤならちゃんと言えよ?」


「健人。。。妊娠しているかもしれない。。。」


「え?」


驚いた顔の健人が私を見る


「もう1回、言って?」


「生理、来ないの。。。

遅れてて。。。市販の検査薬で調べたら。。。

もしかしたら、妊娠してるかもしれない。。。

まだ、病院には行ってないけど。。。」


捲り上げた服を直して、抱きしめていく


「本当?」


「まだ、病院に行かないとわからないよ?」


「やった。。。まじで嬉しい。。。」


「だから、痛いのはダメ。。。」


「っ。。。ごめん。。。」


「優しくして。。。?」


「兄貴と同じ匂いがして、イライラしたんだ。。。

何かあるわけないのに。。。」


「何かあったかも。。。よ?ふふっ。。。」


「からかってる?」


「はい」


「心臓に悪い冗談やめろよ。。。?」


「健人。。。?パパになれたら嬉しい?」


「あたりまえだろ。。。

すっげー嬉しい。。。」


「うん。。。私も、嬉しい。。。」


「明日、病院行こうな?」


「うんっ」


拓人とのやりとりは、知られずにすんだがこれからは、気をつけないといけない。。。そう思った


甘い新婚生活が始まり、病院に行くと、妊娠していることがわかり、全ては順調だった

妊娠がわかると、健人は私を更に甘やかしていった


あと、少し。。。


もうすぐ、会えるね。。。?


お腹に話しかける


ずっと、妊娠しなかったのを欠陥みたいに言われていたのを思い出す


健人の子供はきっと、かわいい。。。






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