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運命の人
第13章 家族
全ては順調で、3人の暮らしは幸せだ

そんな中、健人の祖父が亡くなったため、通夜と葬式に行かなくてはいけなくなった

まだ、海人が小さいため葬儀にのみ行くことになった

実家に海人を、預けて二人で葬儀に向かう

海人は、お母さんに抱かれても、泣くそぶりも見せず、安心した

喪服に着替えると、健人が鏡の中の私に話しかけてくる


「美海。。。?他に喪服ないの?」


「何で?変?」


「色気出しすぎで、何かエロい。。。

見られたくないんだけど?」


後ろからスカートの長さをチェックしてくる健人が、脚をさわってくる


「もうっ。。。喪服なんて、みんな一緒でしょっ?」


着替え終わった健人の襟を直していく


「健人も、色気出しすぎてる。。。」


笑いかける顔がヤバい。。。


「喪服って、カッコよく見える。。。」


「だろ?何かエロいんだって?」


健人が、私の首筋をなぞる


「髪をまとめてあるせいで、首筋がむき出しになってるし。。。?」


「っ。。。もうっ。。。時間ないよ?」


「美海、海人と留守番してろよ?」


「何、言ってるんだか。。。?」


「これは、ヤバいよ。。。色気出しすぎ。。。」


「はいはい。。。誰も見ませんっ」


「チッ。。。いるだろ、1人。。。」


聞こえないふりして、健人の準備を急かしていく

拓人。。。今日はさすがに、いるよね。。。

できれば、会いたくないのは、どうしてだろう。。。

別れた相手とのことは、不思議といいことばかり思い出す

あんなに辛かった別れより、いいことばかりが頭をよぎる


会場に入ると、お義母さんが手まねきしている

健人は、会場の手伝いに連れて行かれてしまい、私は受付の手伝いに連れて行かれた

お義姉さんは、お母さんと一緒に挨拶して回っている

健人が近づいてきて、耳元で囁いてくる


「あんまり、寝てないんだから、なるべく座っとけよ?」


海人の授乳で、夜はあまり眠れていない

心配そうに見る健人に笑いかける


「大丈夫よ。。。ありがとう?」


受付に椅子を持ってきて、私を座らせて走っていった


「アイツ、優しいんだな?」


見上げると、拓人が私を見下ろしていた
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