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輪廻 ∞繰り返されるループ∞
第6章 4月5日

どちらも昂っているのだろう。結合部の水音が大きくなるほど溶け合っている。

それに負けじと親父が御幸の足首にキスをしながら、手に取ったアンクレットを着けていく。

着け終わると、ふくらはぎを抱えて激しく腰を振る。

御幸の足首で光るのは、白と黒が交互に並んだ薔薇が繋がったアンクレットだった。




深雪…


思わず声に出す。

深雪のガーターベルトやレースのブラに連なった薔薇のモチーフ…

薔薇をモチーフにすれば同じ形になるかもしれないが、白と黒…
同じ色の組み合わせだった。


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