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輪廻 ∞繰り返されるループ∞
第8章 4月7日
「悠都、君の番だよ。」
理郷はルーレットを回し、玉を俺の方に近づけた。
「理郷、俺は降りる。そして俺は罰ゲームを受ける必要がない。
自分が施してもらえばいいだろう。」
脚の間でミキが止まったのがわかった。
やはりミキは理郷と関わりたいのだ。
「理郷、じゃあシテ欲しい。さっき言ってたじゃない。罰の代わりでシタって…」
ミキは、立ち上がり理郷の側に駆け寄った。
皆はまだ台についたまま、ミキの成り行きを眺めていた。
「直接は嫌だな。チタンを着たままならいいよ。そして出来るようにミキが準備しろ。」
ミキは嬉しそうに跪き、理郷に奉仕し始めた。
理郷の様子は話の流れから仕方なくといった感じだが、ミキは全く気にしていなかった。