この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
輪廻 ∞繰り返されるループ∞
第10章 4月9日


優翔は初めてパソコンに触れたかのように何度も電源スイッチを押し、コンセントや他の機器へのプラグを差し直す。

しかし、まるで全てが壊れてしまったように起動しない。

優翔の苛立ちは募り、机に拳を叩きつけながらベッドに飛び込んで寝返りを打ち、ため息をつく。


『何が起きたんだ?ミュー。』

Mの望み通りミューとMを呼んだが、ホログラムが現れることもなく、優翔が先に寝落ちた。



それを見届けるかのように、暗い室内に青白い光りが灯り、うっすらとミューが浮かび上がる。

そしてパソコンが起動して、俺にはわからないプログラム言語がつらつらとデスクトップを流れていった。

何故、優翔が寝ているのに、敢えて可視状態で画面が流れるのか?


ミューが俺の存在にも気づいているからだと、この時の俺にはわからなかった。


/380ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ