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第4章 4月3日

奴は昨日も定時で会社を出てまっすぐに帰宅している。

すぐさまシャワーを浴びて、チューブタイプの栄養補助食品をくわえたまま、バーチャルでステーキを食べつつパソコンを立ち上げる。

バーチャルがリアルに妨げられないように、いつも無味無臭のチューブをくわえる。

安価な栄養補給で気分はリッチに…
奴がリアルにかけることはそれだけだ。

パソコンが起動すると、ニュースとエロ動画をバックにメインのバーチャル彼女を起こす。