この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター
■プロット
さて、初仕事の依頼――雑誌掲載用の読み切り短編(8万字)――を受けた私は喜び勇んで翌日の内に五本プロットを書き上げ、編集者さんにお送りしました。
5本――今までだったら、休まずやって各一週間~10日、一か月以上かかっていたものが、ぷぷっ……たった一日って!
デビューの何がいいって、ここに尽きます。
デビューすると、今まで何日もかけて原稿を完成させてようやくワンチャンだったのが、プロットで済むようになることです。
今、あなたは苦しいでしょう。私も知ってます。
先をも知れない状態で一文字一文字ポチポポポチ、書き直さなかったとしても数万回キーボードなりなんなりを叩く行為。それを何週間とか何か月ぐらいかけてやってるわけですから。そりゃ、途中で投げ出してゲームにもハマるって! 人間だもの。みつを。
デビューしたらしたで新たな試練があるはありますが、今は敢えてあなたを励ますために言いたい。
そんな苦行から解放されるのですよ、デビューさえすれば!