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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター
一人で作品を書いているとプロットは必要ありません。
私も申し上げました。必要なのはあくまでも「完成原稿」であって、デビューにプロットは必要なし。
実際、プロットの作り方知らないままプロになったとおっしゃっている作家さんたちはたくさんいます。だって、なくたって書けるんだもん。
じゃあ、デビューするとなんでプロットが必要になるかというと、それは「打ち合わせ」があるからなんですね。
編集者さんと二人三脚でやっていく、そのために。
いきなり原稿で出して下さいとは言われません。
ですので、そこからがプロットの出番。プロットありき。
既にネットなどで完成させた作品が書籍化であったり、コンテスト応募作が受賞して――というイメージでデビューを目指している人は、最初の一冊目はプロット要らないかもしれない。だって、すでに原稿があるんだもん。
でも、私みたいに出版社へ応募してというタイプだと、いきなり最初のデビュー作からプロットが要求されるという事態になるかもしれません。応募した作品がそのままデビュー作になるばかりではありませんからね。
どうあれまず、ここで扱う「プロット」とはそんなシチュエーションを想定したものとします。
つまり、デビュー後初めてのプロットを書くぐらいのレベルのお話です。