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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第1章 線の引き方

それじゃあ、ここで一旦読むのをやめて、この作品にしおりを挟みましょう。

何故なら、挟んでおかないと、あなたのデビューに役立つかもしれない情報が書かれている確率がなきにしもあらずの作品を後で探すのが大変になって、そのうちに忘れてしまう可能性があるからです。

挟みましたか?

挟んでない? ホラ、言った通りでしょう。人は「やるやる」と心では思っても案外やんないものなのです。

だから、今まであなたはデビューしなかった。書籍化されなかった。受賞を逃して来た。

え? 挟んだぞって?

すいません、御見それしました。
どうやらあなたは見込みがあるようです。

こういうひとつひとつの小さな「実行」の積み重ねが、結果に繋がっていくのだと思います。

でも、まあ、しおりぐらいなら……リンクをぽちっとするだけですからね。

では次のトレーニング。

……はい、トレーニングです。
鼻クソほじりながら読んでた皆さん、もう始まってますよ、あなたをデビューへ導く教程は。

本作は実用書です。読書ではなく、訓練だと思って進めていただきたい。作家デビューのためのワークアウトです。
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