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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第7章 あなたに似た人
コンテストについては後でも述べますが、丁度良いので少し話題にすると、コンテストって一番難易度が高いチャレンジだと思うんです。
何故かというと「競合がいるから」しかも全員ガッツリ本気の。
例えば、受賞が10枠のコンテストがあったとして、その応募者総数が100名だったとします。受賞のための合格倍率は……100÷10で「10倍」ということになりますね。
2016年の東大受験で最も倍率が高かったのは医学部の理化三類の「5.6倍」(一般入試)。
なので、コンテストによりますけど、基本、ああいう賞って東大医学部より難しいってことになります。
頭の良い人だって何年も浪人したりすることもある東大受験、それより更に倍近く難しいものに挑戦して、なんで一度や二度で夢が叶うと思うんだぜ?
そもそも、客観的に誰が見ても「良い作品」書いたって、それより良いのが10本あっただけで失格ですよ?
もちろん、固定の枠数がないコンテストもありますけど、際限がないわけじゃない。
でも、原理としてはそうだということ。