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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第7章 あなたに似た人
■7月 書評活動の反応が良い
同時に、サイト内での書評を開始。
「私の勉強のために率直な感想をお送りして良い作品」を読者リクエストした。
これが思った以上に成果をもたらした。反応があった。
リクエトに応じてくれた作者さんたちはほとんど女性だった。
それなのに何故か?
何故反応があったかを考えて気づいたのは、性差はあっても「他の部分で共感できることがあったからだ」ということに気づいた。
ここでようやく、読者が……というより、人が人に興味や好感を持つのは「自分と同じかどうか」という要素が大きいということを知る。
つまり「共感」。
このワードは物凄く大事なのではないか?
たとえば、「この物語はわたしのことが書いてある!」と思ってしまったら、その作品のことが大好きになるしかないだろう。
そう思って飲み会でも女子会でもなんでも、人間がお喋りをしている様子を観察してみるとそのことがよくわかる。
会話で一番声が大きくなるのは「そうそう!」か「違う!」の、ふたつの言葉だ。
「そうそう!」は「共感」、「違う!」は「反感」だ。と、そう捉える。
つまり、何故かは知らないけれど、人間は「自分と同じか違うか」という事に対して非常に敏感なのだ。