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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第7章 あなたに似た人
ボロボロ泣いた。止まらなくなった。よく漫画なんかで目の左右に噴水が出るみたいに涙が出る表現があるけど、あんなもんじゃない、『キルラキル』の満艦飾マコちゃんみたいに、目玉全体から前に向かってブシューって二本の滝になるみたいに涙が出た。
想像してみて欲しい、ソファに腰かけてスマホ片手にしたいい大人がワンワン泣いているのだ。テーブルに置いてあったマグカップが、その大洪水の涙で溢れるくらいに。
しゃくりあげながら「ごれ゛ばっ……お゛れ゛のごどだっ……お゛れ゛のごどががいであ゛るじょうぜづだっ……」って、エースが死んだときのルフィみたいにギャン泣きしているのだ。
泣きながら、タイトルに込められた最後の意味を知るんですよ。このラストシーンで。
なんで「夢想転生」なのかって。
主人公は現実世界でニートだった、34年間ひきこもりだった。死んでもなんの未練もなかった。何故なら愛も哀しみも知らなかったから。
それがね……そのかれがこ゛くぐばあ
ごめんなさい。涙デ画面が雲ってかきつづけなくなった。
ちょっとおちついてからもどってきます。
おもいだしいただけでめちゃくちゃなけるんです。