この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第8章 ダイレクト・パブリッシングについて
さて、ダイパブの話に戻ります。
330円(税込み)。
『催眠ごっこ』の値段を設定したのはもちろんエロリン。
定年退職前は管理職をされていたとのことで、けっこう数字に強くてむしろ私の方が色々と教えられることになった。
んでまあ、ロイヤリティ50%のブックウォーカーでこの価格で一冊売れれば150円が入って来る仕組み。
文字数6万字前後の作品で、とりあえず一万字一万円の買い切りと想定して、かかったコストを計算する。(実際には私はロハで原稿を書く、自分のためなのだから当然だが)
イラストは表紙だけつけることにした。
著作権フリーのエッチなイラストの素材集を7000円で購入。これは1枚の単価ではなく、複数枚イラストが入っているので、今後続刊などに使用すればコストは減少していく。
作家への原稿料:60000円
イラスト購入代: 7000円(とりあえず)
-------------
合計 67000円
1冊150円なので、450部ほど売れればちょうどトントンということになる。
売り上げはエロリンさんの編集者人件費に当てるというのを呑んでもらった。「老後の趣味だと思ってるからいらないよ」とおっしゃっていたが、一応そこは、最初からそうするつもりだったし。