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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

まあそんな可愛いらしい出来事ばっかりでもなくて、出席日数ギリギリの子なんかだとフテくされて補習受けに来てね。「なんでアタシ一人だけこんなんさせられんのー」的な。

こっちは外人だから、そーゆー子の使う言葉ってよく聞き取れない。

当時だとちょっと不良っぽい子ってみんなアヴリル・ラヴィーンだった。アイラインすげー入れて(笑) その子もそう。ちょっと巨乳なアヴリル。で、そうやって背伸びしてんだったら、もっとシュッとしてりゃいいのに、もうね、机の上にそれどーんと乗せちゃって^^;

しょーがねーな、みたいな。

いや、私も男なんでそういうのどーしても目がいっちゃうけど、やっぱり同じ年ごろでもないからさ、子供だなって見えちゃうんですよね。

どっちにしろ、担当してるのは自分じゃなくて、その国出身の、地元の日本語の先生のほーで。

同僚の、私と同じぐらいの女の先生で、冗談通じない所がタマに傷なんだけど、生徒想いな所は感心させられるなーって。

そんときも、教員控室のとなりについてる学習室でマンツーマンでその子のこと教えてた。

生徒がアヴリルだとしたら、この先生は……うーん、そうだね、強いて言えばアナ・ケンドリック? 私受け口の女性が割と好きなんですけど、顎のラインがアナに似てた。アナって『トワイライト』かなんかに出てましたっけ? 私まだ見てないですけど。『ピッチ・パーフェクト』のほうで彼女知りましたから。
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