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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
その国、踊るのが好きなお国柄だったんです。で、そういう所にも連れて行ってくれたりしてね。私、やっぱり外人だから(あと、そもそもそーいうクラブ的な場所って日本にいたときにあんまり行かなかったし)勝手わかんなくてキョドッてるじゃないですか。
そしたらスッと腕取ってダンスフロアに誘ってくれたり。めっちゃ親切。なかなかそんな事女性からはできないじゃないですか。本来なら私の方からエスコートしなきゃだったなーなんて汗かいちゃって。そこは文化の違いということで許してと。
で、一曲終わって。
彼女があんまりくっつくもんだから緊張しちゃって、いや、外国の人って、日本人とは距離感? パーソナルスペースって言うんですか? アレが違うじゃないですか。けっこう接近して来ますよね、異性にも、平気で。
で、そういうのも拒絶したら仲良くやってけないっていうか。だからこっちも我慢……我慢って言ったら失礼だけど、日本人としてはかなりドキドキする距離で手を取り合って二人で肩を揺らして。
周りにも人いっぱいいるんだけど完全にこれ二人だけの世界だよナー^^; なんて。まいったなーって。でも、ちょっと嬉しいかな、彼女美人だしね。