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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
ってか、腕が疲れたから……えと、その……か、肩かな? ホントはもっと下まで下げて血の流れを良くしたいんだけど、そーすると腰に当たったちゃうから。とりあえず、肩に置かせてもらおうかな。
で、おっかなびっくり手をポ……ンて。
そしたらようやく彼女が顔離れてくれて。なんか斜めった角度で上目遣いで。ああもしかして相手の手じゃなくて肩に手をやれってこと言ってたのかな? そういうダンスだったのか?
凄く満足そうだから、きっとそういうことだろう。ふう。
こっちは前かがみで歌うときのリック・アストリーみたいになっちゃってアレなんですけどね。リックだったらカッコいいけど、私がやるとただのギックリ腰のダチョウみたいな感じなので^^;
で、そのままなんかスローテンポな曲になって。
でもこっちの心臓は全然スローじゃなくて、だってなんか、胸のとこ……ちょ、これ服……だよね? ジャケットが当たってるだけだよね?
こっちは両手を彼女の肩で、身体放して腰引いてる。その引いてる腰をグイッとこう彼女が抱き寄せる感じ?
で、そうすると自然と胸が押しつけられるわけ。私のほーの胸がですよ。彼女から胸押し付けたりなんかするわけないです。で、そーするとどーしても、ほら……ご婦人のふくよかな盛り上がりにこう……ね。