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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
なんて冷や汗モンの体験もあったりして。まー私がドジなだけって話でしかないですけど。異文化交流ってそーゆーものなんです。
楽しいっちゃ楽しかっですね。
とまー、そんな風に仲良くしてました。
勿論、職場の先輩としても尊敬してましたよ! 多分歳はそんなに違わなかったと思うけど。
それでその晩はダンスホールから出て。
そしたら「どうする?」って彼女が。
そう、もう遅かったからね。
だから、私が「帰ろうか」「……そうだね」ってなって。まあフツーに。
もちろんキチンとお礼言いましたよ。
そういうのって外国語でも言いやすい。とても楽しかったって。
そしたら彼女も笑いながら頷いてくれてさ。その笑顔というか頷き方がけっこーアナ・ケンドリックに似てたかな、今思うと。あの独特の、ちょっとあきらめた感じの優しい笑い方。
で、あんまりエスコートされてばっかも情けないから私がタクシー拾ってさ、彼女乗せて。
その後、私自身も次に来たタクシーで帰りました。明日、明後日は土日なんで、溜まってる教案をかたずけられるなーとか考えながら。