この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
あーダメだ。これで自分までケンカしちゃったらアカン。ここが大人の辛いとこでさ。先に妥協してやんないといけない。
と、アヴリルがクルリと表情を変えて来た。
なんか気が変わったというか、機嫌良い顔? さすがにゴマでもする気になったか?
「ねえ、先生……」
「ん?」
「わかんない問題があるの」
と、手前のノートを顎でしゃくる。
「アン先生に教えて貰えよ」
「やだ」
「ガキみたいなことゆーな」
「ガキじゃん」
……^^;
難しい年ごろっつーんすかね。
「こっち来てよ、センセ」
「はあ?」
「駄目~、そんなん読めないでしょ?」
向かい合ったまま彼女のテキストとノートを見ようとした私の視線を遮るように身を乗り出してくる。
「……っ!」
と、アヴリルがクルリと表情を変えて来た。
なんか気が変わったというか、機嫌良い顔? さすがにゴマでもする気になったか?
「ねえ、先生……」
「ん?」
「わかんない問題があるの」
と、手前のノートを顎でしゃくる。
「アン先生に教えて貰えよ」
「やだ」
「ガキみたいなことゆーな」
「ガキじゃん」
……^^;
難しい年ごろっつーんすかね。
「こっち来てよ、センセ」
「はあ?」
「駄目~、そんなん読めないでしょ?」
向かい合ったまま彼女のテキストとノートを見ようとした私の視線を遮るように身を乗り出してくる。
「……っ!」