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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
■ポイント
このスケジューリングのポイントは「分業」です。
コンテストに限らず、やってしまいがちなのが「原稿を埋める」と「原稿の品質を上げる」ことを同時にやろうとする、それどころか、ともすれば「コンセプトに沿ったストーリーを構築する」まで全部同時に進めようとしてしまいます。
それはマルチタスク(複数の任務の同時進行)です。
上級者のすることです。
お洗濯しながら掃除機かけて、朝ご飯作って子供起こして……という朝のバタバタ。
朝は忙しいし、そうなるのはしかたないですが、同じ方法でコンテストの作品作りまでしなくても良いはずです。しかも、初心者なのですから!
各段階で目的を分けて取り組むことでひとつの事に専念でき、またそのことによって、各段階での作業の質が上がります。
初稿を書き上げるスピードがあがったり、作品の内容が計算されたものになったりコンセプトがしっかりと伝わって来る迫力のある作品になります。