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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

でも、私の目にはイカツいトゲトゲした装備に身を包み、背中には大きな斧なんかしょってる感じの、まさに師匠にするならこんな人、この人についていきたい! というようなタフガイに映っていた。カッコイイ髭が生えてるような。なんだったら眼帯ぐらいしてそーな。

というのは、その方の口から発せられるのがとにかく為になる事ばっかりなの><

「どんな小さいことでも技術と思え」とか「お客の動線を読んで動け」とか「間違えたと思ったら誠実な態度で謝れ」だとか……言うだけじゃなくて本人が実践するわけですよ。日頃の振る舞いで。「自分でやってもいないことを人に学ばせようとするな」というのもそのときの教えですね。

教え方も上手い。そりゃそうだ、自分が目の前でやってみせながら教えるんだもの。実践者の教えは強烈に説得力がある。

「言葉の五〇〇円玉貯金みたいな人だなー」って思ってました。

その店長さんが教えてくれた事は今でも役立っています。そうです、私、作家・翻訳家だけでなくてカレー屋さんも開いてるんです! そんな馬鹿な。

……冗談はさておき^^;

で、そんな風に凄く尊敬してて、何でも見習いました。見習われるとゃっぱり、店長も悪い気がしないもので、もっとどんどん教えてくれるようになる。可愛がってくれるようになる。
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