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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

どうも、奥さんには仲のいいお友達のグループがあって、その人たちがインターネットで盛り上がっているのだけれど、ハイテクもの嫌いな店長のせいでネットが見れなくて不満を抱えていたらしい。

で、色々説得されて……という流れらしいのだが、店長の説明を私なりに理解した所、その奥さんが言うには、仲間だけが知っているパスワードがないと閲覧できないサイトだかページだかがあるらしくて、そこがどーしても見たいらしい。

「それってエッチなページとか、出会い系だったりしません?」
「だろ? あんまり問い詰めると怒るからそれ以上聞けないんだが」
「うーん」
「どうもそんなんじゃないらしい感じはする」
「ふむ」
「……そんなんのような気もする」
「どっちなんすか!」
「知らん! 嫁の反応が微妙なんだよ。自信満々にそーいうのじゃないと否定する癖に、じゃあどんなのかハッキリ言えっていうとなんか恥ずかしがる感じで」
「うーん。で、それで? ボクにもなんとも言えないですよそんなの」
「いや、それはいい。俺も興味はない」
「はあ」
「お前にはインターネットを教えてもらいたい」
「ええー!!!? 今どきですか!?」
「俺は今どきの男なんだよ」
「^^;」
「その顔やめろっつったろ!」
「店長が会社に報告で送ってるメールもインターネットだって知ってました?」
「は? あれはメールだろ!?」
「まあいいや、ネカフェいきましょ……そこにありますよね」
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