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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

営業マンはギブギブギブ、与えることから始めます。
誰かに会ったら自分から先に名刺をギブする。基本です。超音速で内ポケットから出てきます。ソニックブームで相手が吹き飛ぶ勢いで。会社の応接室にいくつも穴があいてるのはそのせいです。
そうやって、与えて与えて、必死に考えて、まだ他に自分がお役に立てることがあるんじゃないか――と知恵を絞りぬいて行動する。
気づくといつの間にか自分を中心としたコミュニティが形成されている。
そして信頼され、愛され、あっちこっちから声がかかる。
「おーい、ちょっと助けてよー」「これさーわかんないんだけど教えてくんない? クロちゃん詳しいよね」「聞いて聞いて! こないだこんなことがさー」
そんなときに自分の商品を持って駆けつける。
「これどうぞ! お役に立ちますよ!」
だいたいこんなことしてます、皆さん。
それこそ色んなアイデアで。
私は営業職ってやったことないですけど、尊敬するというか、デキる営業マンは周りに沢山いました。
リアルでもそーですけど、ネトゲでもね。
みんな呆れるぐらい、あの手この手で^^;

