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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

ここまでのチェック作業をひとつずつかたずけながら、オチのアイデアが出たらメモっておきましょう。

そして全てが片付き、あとはオチだけ……となったときに、どれだけ時間に余裕が残されているかで勝負は決まります。

何故なら物語の結末は審査員が一番最後に読む部分だからです。

作品全体の印象を決定づける箇所。

それが「キレ」です。

評価を大きく左右します。


なお、「オチ」から先に考えるという手も実はアリです。
何故なら、面白いオチというのは人に見せたいですから。そしてそんな傑作なオチを見せるには作品を最後まで書ききるしかないからです。

それはあなたが作品を完成させる大きな原動力になるでしょう^^


★「ツカミ」と「キレ」だけで書かれている作品

「シコミ」なしというか「ツカミ」と「キレ」に仕込んでいる――そんなのもあります。

『イマージュ』より ビンカン魔王と女勇者
http://kanno-novel.jp/viewstory/page/7130/262/

※パロディでもあるので、ご存じなければ先に橙乃ままれ先生の『まおゆう』を調べておくと楽しめます。







★この項のまとめ


●ツカミ
→作品に引きつける、引っ張り込む。
 これが良いと読書中の内容評価に倍率がかかる。

●シコミ
→作品の見所、読者が期待する絶対必要なもの、話題にされる箇所。
 これが良いと作品を無視できなくなる。
 作品の評価が高くなる。

●キレ
→作品全体の印象を決定づける。
 これが良いと振り返っての全体評価に倍率がかかる。


「シコミ」の完成度が一定水準ある場合、「ツカミ」と「キレ」に力を入れた方が総合的な評価は高くなるし、コストパフォーマンスが良いというのが私の意見です。

逆に、「ツカミ」と「キレ」だけ良くても「シコミ」がイマイチだと高い評価は得るべくもないということになりますね。

落選したことがある方は、次のコンテスト作品にかかる前に、前回の作品をこの観点から採点してみてもいいかもしれません。何か手がかりがつかめるかも^^
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