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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

そんなこともあって、ムー先生から受けた作文の指導や添削は今でも私の財産だと思っています。もともと本を読むのが好きだった(そのため現国の成績が飛び抜けた)のが、この高校三年間でメキメキと伸びました。
教えて頂いたのは文章のことだけではなくて、たとえば「本は二冊買え」だとか。
どーいうことかというと、「読む用」と「書く用」だと言うんですね。
読んでいて何か思いついたら書き込め、と。そのページに、参考書のつもりで線引っ張って書き込みをしながら読めとおっしゃっていました。んで、キレイな本も欲しかったら「読む用」でとっておけ、と。
そのほうが思い切って書き込めるからと。
やってみると、確かに。
でもあまりやりませんでしたけど。高校生だものそんなにお小遣いない^^;
でも、これぞ、と思う本に出会ったらやる。
そもそも演劇部なんで、脚本なんかは書き込むんですよね。
キャラの気持ちはどーなってるとか、間をどーするだとか、ストーリーの解釈なんかもガンガン書き込む。演出や装置(セット)が動くタイミングだとか、セリフをカットしたり、付け足したり。一本終わる頃には脚本がボロボロになってる。

