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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

演劇部はけっこう本格的な活動をしていました。
部内に更に細分化された部署があって、新入生は最初、先輩から一通り全部の部署の活動を見学させてもらいます。
「キャスト」……役者
「スタッフ」……大道具や舞台監督
「音響効果」……音楽や効果音を作ったり決めたり
「舞台照明」……ライト周りと電気設備全般
「創作脚本」……演出と脚本創作
「衣装道具」……小道具と衣装の手配・制作
マジかよ^^;
なんかもー、プラス・ウルトラって感じです。
そーなんですよ、これ甲子園常連校級の本格活動なんですよ。
普通の高校演劇の部活のレベルじゃなくて、下手すると立ち上げたばかりのそこらの劇団なんかよりガッツリとシステムが出来上がってるの(笑)
見学後は希望の部署を申請するんですけど、先輩や部長のムー先生が審査検討して、最終的に三年間在籍する部署が決まる。
一度決まったら、活動メニューが違うのでなかなか途中で転属はできない。
希望が通らなかった段階で退部する子も沢山いました。
そのときの経験を活かして執筆しているのがダイパブ本の『催眠ごっこ』でした。

