この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

創作脚本の部署は人が少なかったです。
だから、私もキャストとかけもちで入れてもらえました。
こんな部活ですから先輩たちもそうそうたる肩書もってて。
基本的にみんな文科大臣賞とか獲ってるんです。コンクールの創作脚本賞を。
だいたい二年の時に自分の書いた脚本でやらせてもらって、それを自分で演出して(ムー先生と三年生の受賞者の先輩の指導の下)
そんな環境だったら夢みちゃうじゃないですか。
当然、自分もそうなるんだって。
物語好きだし、それを自分で作って舞台にしてお客さんに観てもらえるなんて!
しかも、私が入学した時点で8年連続地域大会出場の超名門ですよ。
OBもそうそうたるもので、本当に脚本家になっちゃってる大先輩もいれば、劇団立ち上げた人もいる。放送作家もいる。女優もいる。女優ほどではないにしてもお天気お姉さんとか。漫画家なんて人もいましたね。ふたつ上の先輩でしたけど。プロレスラーやお笑い芸人なんてのもありました。
あと、起業してTV局の下請けでセットを作る会社を自分で設立した人もいます。彼はOBではなくて同学年でしたけど。

