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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

んで、何故かティコは私にくっついて、いつもミスタードーナッツで一緒に居てくれた。
無言てことはなかったですが、基本私はノートとにらめっこですから、ほとんど会話もなかったんですけどね。
「うーん」とかやってる私を見てニヘラニヘラしてんの。普段と同じ何考えているのかよくわかんない笑顔で。形態模写のための観察でもしてるのかと、最初は思っていましたけど。
「なんでいつも付き合ってくれるの?」と尋ねたことはもちろんあります。
「したって先輩の百面相、面白ぇしょや。見てて飽ぎねっから好きさー」
好きと言われると文脈に関わらずドキッとします。
「あ、みったくないって意味じゃねっすよ! ちょすってんじゃねぇのす」
何言ってるかわかんねーよ!【共感?】

