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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

審査会上でのやりとりがなんとなく想像できます。「あの学校は珍しいの持ってきたね~」みたいなことから会話が始まる感じだったのではないでしょうか。

ムー先生の選球眼も良かった。

歌人を志していただけあって、渋い本格派でありながら、古臭くないモダンな雰囲気の作品を持って来て、それを若い高校生たちに再解釈させて取り組みを指導した。それがハマッた。戦略だった。

というわけで、私は翌年もまた舞台に立つことになってしまったのです。

悩みました。

去年は書くと言って書けなかった。
ティコは「なーした、なーした」と慰めてくれたけど、須股さんに軽蔑されたままは嫌だ。見返したい。

でも、今年も「自分が書く」と言って誰が信用してくれるのだろうか?
だいたい、そんなことしたら須股さんはどーなる?

彼女は二年生になった。案の定リーダーシップを発揮して後輩の面倒もよくみている。でも、本当にやりたいのは部のまとめ役ではなくて、彼女の夢……脚本家になるために、自分の脚本でコンクールで賞を獲りたい。チャレンジしたいはずなんだ。
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