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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

万一、本当に万にひとつの確率で、データ復旧も不可能という最悪の事態が起きてしまったとしても、そんなときのために「利用規約」の中に免責が書いてあるのだ。心配いらない。安心して良い。訴訟になっても負けるのはユーザーなのだから。
コンテスト? そんなのノーコンテストだ。あるいはユーザー各自に小説を再投稿してもらえばいい。直接入力してたから再投稿なんかできない? それはバックアップを取っていない方が悪い。自己責任だ。
少なくとも自分たちは出来る限りの対策を講じた上で、それでも不幸にもバックアップごとデータを飛ばしてしまい、手立てを尽くして徹夜までして頑張ったけれども復旧もできない……ということであって、努力しなかったわけじゃない。ハナからバックアップもせずにのほほんとしておいて、いざとなったら一方的に相手に非があるように言うのはいかがなものか。

