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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第10章 あとがき
でも、ハル・ベリーは違った。
堂々とやって来た。そして言った。
「2番じゃだめなんですか?(違><
彼女が口にしたのは冒頭の言葉だ。
お母さんが教えてくれたんだって。お母さんてば良い事言う。
そして、ラジー賞会場に集まったアホどもは惜しみない万雷の喝さいと拍手の嵐をハルとその母に向かって浴びせたという。
私は「勝ち負け」が苦手だ。
できるだけ競争を避けて来た。
ケンカは大好きだ。仲直りができるから。
でも、競争は仲直りなんてできないんだも~ん。
そもそも「仲違い」というコンセプトすらないですもん><
競争は厳然たる順位がただ突き付けられる。
最後に握手すれば全員1位になれるというようなものだったら、もっと参加者も増えるだろう。
その気持ちはよくわかる。痛いほどに。
だから私は競争を避ける、他者との比べっこは嫌だ。
「痛いのは嫌」と同じレベルで全力回避する。
……勝つならいいけど、たいてい負けるしね^^;
思えば人生負け続けだ。
負けて負けて負け続けてとうとうエロ小説作家にまでなっちまった(問題発言
もう嫌だこんな世の中。みんなが、世の中が、神様が、僕のこと嫌いなんだ。僕を虐めてばかりじゃないか。
きっと死んでも、あの世の本屋さんには『この人生がすごい!』みたいな下らない本が置いてあってその中のランキングの最下位あたりに僕の名前が書いてあるんだ。ひどいよ!