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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第5章 あなたをデビューさせてくれるお守りの作り方
藤子・A・不二雄先生の『まんが道』という作品に、藤子不二雄先生たちがデビューして上京間もない頃に、初めて原稿落として、売れっ子新人だったのが一気に仕事干されたってエピソードが出て来るんですけど、もしご存じなかったら一読をオススメします。
どこの出版社もパタッと相手にしてくれなくなる。謝罪の電話してもケンもほろろ。怒鳴られるだけで話聞いて貰えない。そんな様子が淡々と描かれていくんですけど、超ホラーですよ。
あれ読んだら絶対締め切り破ろうって気は起こりませんから、プロを念頭に活動されている方なら一度は目を通しておくべき作品です。シンドイときにもうひと頑張りの力をくれます。
それだけじゃなく、漫画家を志してからデビューまでの道のりも丁寧に追いかけてあります。時代背景が現代とは違ってもけっこう参考になるし、励まされます。
さて、話を戻して。
責任という以外にも、とにかく作業にかかる時間がわかっていると自分にとっても、大変便利です。
たとえば、私は帰国してから二年は、まったく働かなくても困らないだけの貯金がありました。それを過ぎると働いて日銭を稼ぎながらのチャレンジとなる。できれば二年以内にどーにかしたい。
そのためには、自分に何回チャンスがあるのか?