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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第5章 あなたをデビューさせてくれるお守りの作り方
「そんなんでデビューするとか受賞しようとか考えてたのか私……」と反省を。
勿論、だからといって落ち込む必要はないし、自分はすでに把握してたからといって浮かれる必要もない。
執筆速度を知って、それを応用してチャンスを「見える化」する。
勝負はそこからなのですから。それまでは単なる準備にすぎません。
★瞬間最大時速ではない
時間を測るとなると頑張っちゃう。
でも、頑張った速度を自分の通常の執筆時速に設定すると、その後、常に頑張ることが前提になっちゃいますよ!(笑)
スピード競争ではないし、自分を大きく見せる意味はないです。見栄張るために測るわけではありません。
ダラダラ書きながらが一番いいです。
★厳密に計測する必要はない
テキトーでいいですからねー。ただの目安ですよ。
「あー時計見忘れた―! もっかい最初からやり直しだー!」とか、真面目な人だとやりがちですけど、だいたい二時間ぐらいだったかなとか、そんなんでいいんです。
★小説で測る
メールとか日記とかツィートとかで測らない。あなたが知りたいのは小説を書く速度のはず。たとえ一日200ツイートできたとしてもそれ参考になんない……てか仕事しなさい。「SSレアキター!」とか呟きすぎるとあとで編集さんに締め切り伸ばす交渉するときにSSレアですよ^^;
私の小説の執筆時速は2500字ですが、メールや読書感想文だともっと多くなります。多分二倍ぐらいの速度出る。
今回初めてエセッイに取り組んでみると、逆にもっと速度が落ちました。
これは多分プロットがないからだろうな。小説のときはプロットに沿って書くだけの純粋な執筆だけど、このエッセイはプロットなしで、伏線だとかその回収、どう楽しませるか、どんな仕掛けにするかをリアルタイムで考えながら書いてます。なので遅い。
そんな風に、書くものによって執筆速度は変化します。
とりあえず知りたいのは小説の執筆速度のはず。小説で測りましょう。