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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター
レーベルの公式サイトを読んでコンセプトを確認すると「強いヒロインが屈服されちゃう」と書いてある。うん、自分がレーベルに対して持っていたイメージと間違っていない。これなら、何を書くべきかはわかってる。だって、私も好きなんだもーん!
間違えないでいただきたいのは、「好きなんだもーん!」 というのは、現実に女の子を屈服させて調教しちゃうのが好きなんだもーんではありません。現実の私はめっちゃフェミニストですし、むしろ女性からは責められるのが大好きです。
「読むのが」好きなんですからねっ!
だいたい、姫騎士かと女戦士とか美人潜入捜査官とか、現実にいませんから!
いないからいいんです! だから読むんです!
とか、そんな読者ばっかのレーベルでオフィスものを書いてもウケないですから、そんな原稿を送っても相手にされません、きっと。
「文章が面白い」とか、「発想が良い」の前に「我が社の商品を理解してくれている」ということが大事。
コンテストの場合、主催や協賛を要チェック。
たとえば、このサイトの運営主体である「株式会社エースオブハーツ」さんの設立した「日本官能文学芸術協会」の主催するコンテストにエントリーしようとする場合、募集要項だけを把握するのではなく、「何が求められているか」を理解しておく。
それが正解ですよと答えてくれる人なんていないけど、自分で色々考えることが大切なのだ。
でないと「運」任せになっちゃう。一生懸命何時間も何週間も何か月も書いてる努力がサイコロ振ってるのと変わらないことになっちゃう。
日本官能文学芸術協会
http://sensual-art.jp/