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傘の雨
第3章 涙に花
「えーーーー」

メンバーからのブーイング。

それは結鶴の宿泊先だ。

「お前ら、アイドルの自覚が足らん!」

ヨンファはチーフマネージャーらしく、皆を窘める。

「じゃあどこに泊めるの?」

すでに23時近い今からホテルを予約して移動はやってやれなくもない。

けれど、明日も早朝から仕事だ。

「…うちに泊まらせ「やだ」

俺は被せ気味に断固拒否する。

マネヒョンのことを信用してないとかじゃない。

見えるところにいるのに、他の男と2人きりなのが嫌。

「ハニ…我儘言わないの、ハニがホテル取るって言ったから来たんだよ?これ以上迷惑かけられないでしょ?」

「…やなもんはやだ」

「ジーナーかーわいい」

ジェドにギュッと抱きしめられる。

「もうこんな時間だし、移動は明日考えることにして、今日だけはここに泊まらせたら?」

リーダーの意見は強い。

マネヒョンたちも今日だけだからなと念を押して帰って行った。

「ジナ、泊まらせるとは言ったけど、2人きりじゃないからな」

エ?ナンデ?

「俺たちもゆじゅと話したいから」

リビングに布団を敷きつめてみんなで雑魚寝だ。

不服だったけど、結鶴の隣はキープできたから…よしとする。
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