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淫の館
第4章 1日目

目を背けることは許されないが、見えるものを無視して、自分の思考に集中していた。

手足は最初は痺れていたが、今はもう感覚すらない。
体が散り散りに引きちぎられて無痛になったのではないかと思うほどで、
魂が体を離れて浮遊感を覚えていた。

男はカナに後ろに手をついて脚を開くように言い、
カナの着物に頭を突っ込み、クンニや指でカナを悦ばせていた。

はだけてはいるものの、カナの肌は膝下しか露出しておらず、声を潜めながらも何度も達し、頭を仰け反らせて喉を晒していた。


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