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淫の館
第4章 1日目

お粥は、最初吸い上げるまでは苦労したけれど、粘り気のせいで口を離しても途中で止まる。

それに、穴が埋まり深くくわえなくても吸えるようになった。

「その管を白い液体が通ると、どうも想像してしまってねぇ。」

男が話しかけてきたが構わず吸い上げて食べる。

管とか白いなどと言わずとも、そう見えるように作らせておいて白々しい。

「私のも、また美味しそうにしゃぶって呑み込む時が来るのを想像するよ。」

思わず味を思い出し噎せそうになるが堪えて食べる。

結局男を無視したまま、2倍以上の時間を費やして、何とか完食した。

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