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淫の館
第5章 磔の躾
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暑い…
汗が額から頬から伝い落ちる。
本当に干物になってしまう。
暑さにぼぉっとしながら、またお茶を飲む。
「おい、大丈夫か、起きろ。」
いつしか寝ていたのだろうか、嫌な弟子に声を掛けられて目覚めた。
「凄い汗だな。大丈夫か?」
具合が悪くなり気を失っていると思ったのだろうか、弟子が慌てて手拭いで汗を拭く。
弟子の足元を見るとクーラーボックスに氷水が張られていて、それで絞った手拭いだった。
「氷が舐めたい。」
「無理だ、これは食用じゃないし、食用は手に入らない。」
仕方なく代わりにお茶を飲む。
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