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淫の館
第11章 金の躾

諦めるというより、館主様に従うことが自然になってきたというべきだろう。
「ちゃんと鍼灸の資格は持っているから安心しなさい。」
逆に資格がないと問題があるのかと心配になる。
清めや鞭、屋外での磔などもっと危険なことも行っているのに…
館主様は脇の下、お臍周り、脚の付け根に鍼を打ち、剃刀の支度をしている。
もっと卑猥な部分に刺されると思っていたので気が抜けた。
泡立てた石鹸が頭に乗せられていき、剃刀を当てられる。
剃刀と皮膚の間に何もなくなると爽快に感じた。

