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淫の館
第1章 入館までの流れ 初日

「こちらですよ。」

男が部屋の扉を開け、私が先に中に入るように、手を差し出して案内する。

私は素直に従って中に入った。

シティホテルなのでイヤラシサはない、ごく普通の部屋、
ただ、ベッドはキングサイズのものが一つあるだけだった。

逆にそれがこの部屋の用途であると、すごく主張しているようだった。

男に勧められるままに窓際の椅子に腰掛ける。
籐椅子がガラステーブルを挟んで対面に置かれていた。

私が座るのを見届けて、男が対面に座る。

グッと緊張が増した。

「初めまして、よく勇気を出して、来てくださましたね。」

男は性感マッサージを、本業の傍らに行うセミプロだ。


スッとテーブルに紙が置かれた。

「会う前にチャットでリクエストいただいたものです。確認してください。」

私はその紙を手に取り、確認しながら紙で顔を隠して見直した。

会う直前にネットの申し込み欄についていた問診票で、リクエストリストと禁止行為に自分でチェックを入れていた。

リクエストはオーガズムの体感、
禁止行為はマウストゥマウスのキス、
sexについては、不明、
つまり会ったその場の雰囲気で決めるとしていた。


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