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淫の館
第12章 土の躾
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館主様は『美しく悶える』様が見たい、『土に還す』躾だとおっしゃっていた。
排泄を耐え抜くことは不可能だが、私が堪え忍ぶ姿を期待している。
着々と膨れる腹はもう限界だった。
うぉぉ…ウグゥ…フグッ…
足掻いて体を揺すると縄がギリギリと腹を絞った。
ウ゛ウ゛ウ゛…
反動で息んでしまいストッパーがメリメリと門を開いていく。
隙間から薬剤が漏れ出して、もう止めることは不可能だった。
ウグゥゥウ…
ストローをくわえたまま私は獣のように吼えてストッパーを吐き出した。
項垂れて流れ出た薬剤を見る。
何とか力を振り絞ってストッパー一つで留まった。
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