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淫の館
第18章 金の躾…2週目

ああっ…

思わず声が出てしまった。
ユミは全身に刺青を纏っていたのだ。

手足から女性の中心に向かって、そこを這い上がり狙うように巻き付いて絡まる蛇、手足それぞれに二匹の蛇が、うねりながら進み、一匹は鼠径部から前側に、もう一匹がお尻からその穴を狙うように、
前後に四匹ずつの蛇が鎌口を開けて赤い舌を開き、喰らい付きそうな勢いで狙っている。

それだけでなく、あちこちに踏み散らされたように開花した牡丹が、花びらを舞わせながら咲いている。

透き通った白い肌が所々に見え、活きているような蛇と牡丹が輝き、刺青のせいでユミの肌も輝いて見える。


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